[農業情報マッチョになりたい] ブドウ農家のブログです

駆け出し農家の自由研究。ビニールハウス組み立て Let’s Make a Greenhouse

農家の楽しみは、出荷用作物の栽培だけではありません。
本業作物の他に、空いている時間、空いている場所を使って自宅用の野菜の栽培も楽しみます。
9月のブドウ出荷開始まで農作業にしばらく余裕ができたので、野菜栽培用のビニールハウスを組み立てます。

メタルパイプでビニールハウスの組み立て

もちろんのこと、就農したての自分には野菜栽培してる余裕なんてありません。
野菜栽培を楽しむのは両親です。
市販のキットが買ってきてあって、お盆前に組み立てといて、と指令を受けました。
自分でやれよって思いましたが、父親曰く、ブドウの棚の管理のノウハウが詰まっているから勉強と思ってやってみろとのことでした。
自分で組み立てるのがめんどくさいだけじゃん、と思いながらも、空いた時間を使って、ビニールハウスの作成に着手です。

農家は作物作ってるだけじゃない

始めてみると、なかなか難しいし、奥が深い。

  • 敷地を整地して
  • 水盛で水平取って
  • パイプ埋め込みの穴を掘って
  • パイプの交差連結をして
  • ビニールを張る

市販のキットなのでパイプは事前に規定寸法にカットされていますが、ここは雪が降る地域なので、補強のために追加でパイプを入れるためにホームセンターで追加のパイプを買ってきて補強です。

電動カッター。パイプ切るのに便利です。

父親曰く、ブドウ農家の仕事は、なんでも自分でできるようにならないとやってけない。
大工、配管、農機具整備、などなど、ある程度は自分でこなせるようにならないとつとまらないとのこと。
それらの仕事をこなすために、知識も必要だし、適した工具も必要。
確かに倉庫には、これ何に使うんですかって思うような、自分が知らない工具が並んでいます。
アウトソースすることもできますが、費用もかかりますし、自分で一から作ったものはメンテナンスをする時も何をすればいいか分かるので早くトラブル対応することできます。

駆け出し農家の夏の自由研究

水平が出てなくてやり直したり、風でビニールが飛ばされたり、試行錯誤しながらなんとか完成。なんやかんやで一週間かかりました。
なんだか父親に上手く使われたようでちょとしゃくでしたが、駆け出し農家の夏の自由研究終了です。
初老の農家はここで何を作るのでしょうか。
採れた野菜はしっかり分けてもらおうと思います。

それでは!

水盛缶 東京西勘

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