季節が秋にうつろいでゆくのに連れて、各種ブドウが食べごろを迎えています。
我が家ではブラックビートが食べ頃を迎え、収穫を開始しました。
ブラックビート
ブラックビートは「藤稔」と「ピオーネ」を交配して誕生。
熊本県で生まれて2004年に品種登録されました。
開花は巨峰とほぼ同時期ですが、成熟が巨峰よりも約10日ほど早く、早めに収穫できます。
その特徴は何といっても見た目の迫力。
漆黒で超大粒。粒の大きさは大きいものは500円玉くらいになって存在感がすごいです。ブドウの生命力のビートが伝わってくるド迫力のブドウです。
味は巨峰によく似ています。糖度は巨峰ほど高くなく、酸味と甘味のバランスが非常に良いです。
種無しで栽培。皮は剥いて食べます。
皮離れはよく、軸がついている方から剥くとツルッと剥けます。
早朝の圃場にブドウの甘い香り
袋を開けるとド迫力の大粒が顔を出すのと同時に、黒ブドウ独特の甘い香りが圃場に充満します。
大粒なので夏の長雨で裂果(皮が避けてしまう)が心配されましたが、何とか持ちこらえてくれました。
ブドウの収穫には小型運搬車が便利です。
エンジンの音がドカドカいうので通称「ドカドカ」。小回りが効いてブドウの棚の中をスイスイ進むことができるので収穫や農機具の運搬にとても便利です。
収穫の段階で、粒や房の大きさである程度選別をして収穫箱に格納してゆきます。
家に帰ってきて出荷用に荷造り作業
収穫を終えると家に帰ってきて出荷用に荷造りです。
ずっしり重い房を一つずつ丁寧に紙に包んで箱詰めしてゆきます。
日光と土と水で、こんなに大きな立派なブドウを実らせる、ブドウの遺伝子ってすごいなぁと感心しながら黙々と荷造り作業を進めます。
朝食に食べて朝の糖分補給に、大切な方への贈答用に、
大迫力のブラックビートを是非お手に取ってみてください。
それでは!