発芽前の春の時期は、意外にもやることがたくさんあります。
その一つが春のワラまきです。
保湿と有機物供給のために
昨年秋の稲刈りシーズンの頃、米農家さんからワラ譲ってもらってありました。
何に使うのかなぁと思っていましたが、春のこの時期に登場しました。
目的は二つありまして、
一つは、幹周辺の土の保湿。特に幼木は乾燥に弱いので、ワラで土に蓋をして土壌の乾燥を防ぎます。
二つ目は土壌への有機物供給。土の中の微生物活動を活発にするために、無生物の餌として投入します。活性化された微生物によって、土壌の物理構造的改善につながります。
土作りと施肥管理 –有機物– Organic Fertilizer Management
事前にトラクタで各圃場に配ってから、幹の周りに撒いてあげます。新品種のクイーンルージはまだ3年生で大事な時期ですので、たっぷりワラを撒いてあげます。
最近は気温がグッと上がってきました。気温が上がる部つれて地温も上がり、地上でも地下でもブドウの活動が活発化してきます。