ブドウが美味しい季節になって来ました。
我が家では約150本ほどのブドウの木を栽培していますが、その中のシャインマスカットの木が一本枯れてしまいました。
ブドウの木枯れは唐突に
お盆の頃に、急に葉っぱが茶色に変色。一気に枯れました。
父親に聞くと、シャインの木は何の前触れもなく、急に枯れるそうです。
技術指導員の方に話を聞くと、もともと木の力が弱っていたこともあるけど、一番の原因は過度な結実。
たくさん実を成らせ過ぎて、木がばててしまった模様です。
この木の樹齢は7年。
無理をさせてしまってごめんなさい。
産物は無駄にしない
ある程度の房形成と袋かけ後に枯れたので、粒は実っています。
生きている木の房と比べると、粒の伸びや皮の軟化が途中で止まってしまった感じ。
ですが、食べてみると、結構美味しくなって来ました。
甘味は乗って来ませんが、酸味はぬけて独特な香りも発現して来ました。
糖度を測ると現在14% (生きている木は現在16% 出荷の目安は20%)
残念ながら商品にはなりませんが、最後の力で頑張って実らせてくれた産物です。
そのまま食べたり、ジャムやスムージー加工して、家で消費しようと思います。
枯れた木は切り倒し後乾燥させて、キャンプの薪としてお焚き上げしようと思います。
来年に向けて
来年はこの場所には新しい品種のクイーンルージュを植えようと考えています。
シャインマスカットの遺伝子を受け継ぐ、美味しい赤ブドウです。
今年の反省をフィードバックし、冬の土づくりを工夫して、実を成らせすぎないように注意です。
他の木のシャインは、道半ばでで果ててしまったこの木の思いも乗せて、元気に成熟進んでます。
9月半ば頃、味がノリに乗った頃に収穫出荷を開始する予定です。
それでは!