我が家はブドウ農家ですが、自家用にリンゴも作っています。今日はブドウの仕事にの合間に人工授粉を行いました。
梵天でポンポン。
我が家のリンゴは出荷用ではないので、これまでワイルドに(あまり手間をかけずに)育てていましたが、今年は人手も増えて余裕が出てきたので、少しではありますが手間をかけていいリンゴを目指して作ろうと思ってます。
ブドウ農家のリンゴ剪定 Pruning of apple trees by a grape farmer
人工授粉も、リンゴを出荷していた頃は行なっていましたがしばらく行なって来なかったもの。久しぶりに実施することにしました。
リンゴは自家受粉ではいい実がなりません。通常はハチが他のリンゴの花粉を運んでくれますが、効率を上げるためにヒトの手で受粉してあげます。地域の有志が作成してくれた花粉を購入し、専用の棒(耳かきのワタのようなもの)で花につけてあげます。
リンゴは一つの芽に5個ほど花をつけますが、実をならせるのは中心の花。ハチになった気分で中身を狙ってポンポンつけていきます。
いつもは行なっていない人工授粉、久しぶりに行なって父母も昔を思い出してテンション上がってました。今年はいつもより形がよく、大きい実がなることを期待して、今後の手入れを続けていこうと思います。