ブドウの袋かけもようやく千秋楽を迎え、ひと段落しました。
今日は巨峰の圃場の二番なり落とし作業です。
二番なりを落として栄養を集中
二番なりと言うのは、収穫ように整形した房とは別の場所に実ったブドウを言います。
葉っぱの脇から出てくる芽に実ったもので、この芽ごと落としてゆきます。
目的は、
- 収穫用の房に栄養を集中させる
- 鳥が来るのを防ぐ
- 棚をスッキリさせて本房につながる葉に日光を当てさせる
になります。
この二番なり、秋になるととっても糖度の高い美味しい葡萄になるので、加工品目的等で商品化することもあるそうなのですが、我が家はマンパワーに余裕なく、落としています。少しもったいない気がしますが、ここはメインの房のためにチョキチョキ落としてゆきます。
二番なりは木の力のバロメーター
今年は二番なりがとても多いそうです。これは木の力が十分ある証拠。
今年の巨峰は期待できそうです。袋を開けて中を見てみると、着色が徐々に進んでいます。
ちょっと食べてみると、、うーん酸っぱい!これから秋にかけて太陽をたっぷり浴びて甘い甘い巨峰になって下さい。
落としたブドウを踏むと、プチプチと気持ちのいい音がします。
炎天下でのきつい作業ですが、この音に少し癒されながら、しばらく二番なり落としを進めます。
それでは!