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花芽の形態と発達過程 Morphology and developmental process of flower buds

ブドウの花芽の形成の続きです。一年前から発育を始めていた花芽は具体的にどんな形態をしているのでしょうか?

参考文献:最新農業技術 果樹 vol.8

ブドウの花芽の形成と時期 Formation and timing of grape flower buds

分化初期の腋芽を解剖顕微鏡で見ると下図のようになっており、茎頂(茎の先端)の横で丸く盛り上がって膨らみかけているのが第1花穂の原基で、左側に並ぶやや細い半球状のものが茎の先端です。基部にはすでに数枚の葉原基ができていて、このあと、茎頂は生長を続けて第一花穂の反対側に第2花穂を分化し、さらに数枚の葉原基を形成します。

最新農業技術 果樹 vol.8 より引用

分化当初の花穂原基は小さくて表面のなめらかな半休状のものですが、やがて大きくなりながら表面がいくつかに分割され、それぞれが一つの塊状となって小穂(第2次花穂)を形成します。これがさらにいくつかの塊に分割されてゆき、次第に花穂の形状に近づきます。このような花穂原基の発達は、原基の基部から始まり、先端部は遅くまで表面が滑らかなままです。

最新農業技術 果樹 vol.8 より引用

こうして花穂原基は夏の間発育を続け、秋には花穂原基の基部では個々の花蕾の花托が造られる程度に発育し、先端部では花蕾は未分化の状態のまま休止状態に入ります。

最新農業技術 果樹 vol.8 より引用

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