[農業情報マッチョになりたい] ブドウ農家のブログです

簿記の勉強 Learning Bookkeeping

農家を継ぐと決めた時に、父親に聞きました。
農業について事前に勉強しといたほうがいいことって何?おすすめのぶどう栽培についての本とかない?
父親: 簿記だな。
え、 ぶどうは?
父親: いや、簿記だな。ぶどう栽培は、後でやりながら覚えればいい。まずは、簿記だな。

やってみて分かったこと、は“義務教育で教えといてくれよこれ”。現在も勉強中の簿記について紹介します。

簿記は世界共通

あなたの勤める会社も、あなたの街の町工場も、農家も、そして今をときめく大企業Amazonも、みんな簿記を使っています。簿記が事業活動の基本です。世界中、多少の違いはあれど、基本構造は世界共通と聞きました。日々の活動を仕分け、財務諸表を作って決算、公開、そして納税。資本主義が続く限り、この仕組みは世界共通で不滅です。
Internationalに活躍したいんです、だから英語を勉強中です!というキラキラな学生さんに、その前にBOKI と言って回りたいと思ってます。世界中の経営者と友達になれるかもしれませんよ。

サラリーマンにもおすすめ

自分もそうでしたが、会社に所属してると自分の業務以外のことは分からないことが多いです。経理の皆さんが何やってるかなんて考えたこともなかったです。分業で効率化してるのが会社のいいところでもあるのですが。
でもせっかく自分の時間の大半を捧げてる自分の会社です。自分の会社が何者か把握しといたほうがいいに決まってます。会社の生態を知るには財務諸表見るのが一番です。株式会社なら株主に財務状況を報告する義務があるので経理部の方々が心血注いで作ってくれてます。
今季は調子いいね、ボーナスに期待!とか、上司が今が踏ん張りどきだぁ、って言ってたけど笑えないくらいやばいじゃん。とか、何となくじゃなくて、数字で理解できると会社生活も変わります。

簿記を勉強すると、経理の人のありがたみが身に染みてきます。出張の精算とか、ためずに出しましょう!

投資にも役立つ

少額でも、会社の株を買うということはその会社のオーナーになることです。せっかくオーナーになるなら、その会社のことをよく知って、愛せる会社のオーナーになりたいですよね。もちろんその会社の商品が好き、なども愛せる理由の一つですが、やっぱり財務諸表が愛せる会社か否かの判断材料になります。さわりだけでも簿記勉強して財務諸表の中身がわかるようになるだけでだいぶ世界が変わります。これを買うべきは分からないにしても、これは買っちゃいけない、が分かるだけでも、自分の資産を守る強い武器になりますよ!

餅は餅屋に学ぶべし

色々書きましたが、自分、この前高校生に混じって3級受けてきたのですが、、、、、落ちましたぁ。
独学で分かったつもりになってても、ぜんぜん分かってなかった。打ちのめされました。
いろいろ調べて、通信教育で勉強することにしました。餅は餅屋に学ぶべし。やはりその道を極めた人に教わるのが効率がいいし、正しく理解できます。
私は、コスパがいいと聞いたクレアールの3級2級パックで学んでます。おすすめです!

営農 with BOKI

簿記の先生が言ってましたが、簿記は技能的な面が大きいので、手を動かして繰り返しやって慣れることが大事。幸いにも、スモールビジネスですが、自分には成長させなきゃなきゃいけない農家があります。これからも自分で帳簿つけながら、走りながら学んで行きます。

それでは!しっくりくりし!

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