ブドウが美味しい季節です。
人が美味しいと感じる時は、動物達も美味しいと感じているわけで。
動物被害
ブドウ農家にとって恐怖を感じる主な動物被害は以下です。
- 盗難 ・・・ ヒトに盗まれる
- クマ ・・・ 熊にブドウを食われる、もしくは遭遇して襲われる
- 鳥害 ・・・ 鳥にブドウをつつかれる
盗難に関しては、やめてください、としか言えません。
クマは、山ぎわの圃場ではブドウを食われるのは珍しくありません。遭遇しないのをただただ祈ります。
鳥害。これは他に比べると響きは可愛いいものですが、被害額で言うと一番多くて厄介です。
影響度(Severity) x 発生度(Occurrence) の値が一番大きいのはこれで、他の2個より優先的に対応策を取るべきです。
とはいえ、もともと林だったところに圃場を作らしてもらってブドウを育てているわけで、もともとは彼らの住処。ちょっと献上するのは構いません。ですが、こちらも生活がかかってますので、やられすぎは困ります。
しかも彼ら、ちょっとつついて遊んで、ほぼ残す。どうせならその房全部食ってくれ!
つつかれてなかったらいい房の商品になったのに、、、という房を見るとテンション下がります。
鳥対策あれこれ
おそらく被害をゼロにするのは難しいと思います。
いかに共存してゆくか。いかに発生度を下げるか。
やられすぎは良くありません。どれくらい効果があるかはわかりませんが、いくつか対策しています。
どれもおまじない程度の効果かもしれませんが、おまじないも集まれば効果を発揮すると信じて、鳥害対策を行っています。主に鳥の視覚に訴えるものを圃場に吊るして、ここには近づかないで頂きたい、と主張します。
その1、タカ君
明らかに人間がイメージするアニメ調にデフォルメされたタカ。
鳥にはタカと認識されないんじゃないかと思いますが、可愛いので吊るしています。
その2、ネコ
こちらもアニメタッチのネコ。空中を漂う猫。鳥にはどう写っているのだろうか。100均です。
その3、ブラックイーグル
ブドウをつつくムクドリなどの天敵猛禽類。これはフォルムがクールなので、たくさん吊るしています。
その4、CD
サブスク時代の今、貴重な存在。表面を見て、そういえば学生時代こんな音楽聴いてたなぁと哀愁に浸れます。
その5、キラキラテープ
畑がまるでお誕生日会の会場に。パーティー感があるところには鳥も近づかないかな。
上記、視覚系の他に、聴覚に訴える爆音機(インターバルでドカンと鳴る)もよく使われるのですが、鳥もビビりますが、私もそれ以上にびびってしまうので我が家は置いていません。
効果はあると信じてます。
効果はあると信じています。やらないよりは被害減っているはず。信じることが大切です。
これだけやっても、食われる時は食われます。
どなたか、おすすめの鳥との共存方法をお持ちでしたら教えてください。
それでは!