確定申告の締め切りが近づいてきました。
我が家も無事申告書と決算書を提出し、一安心です。
会計ソフトは、マネーフォワードクラウド確定申告を使用していて、おおむね満足しています。ですが、ちょっと機能的におしいところがありまして。。。
マネーフォワードクラウドで農家の確定申告 Farmers’ Tax Returns with Money Forward Cloud
決算書・申告書印刷フォーマットが農業所得用に対応していない
マネーフォワードクラウド確定申告を使っています。会計処理がサクサク進むし、コスパがいいので手放せない存在です。
入力も全て終わって、あとは決算書と申告書を印刷するだけ!となったところで、不具合に遭遇しました。
決算書・申告書印刷フォーマットが農業所得用に対応していないのです。
具体的にどういうことかと言いますと。。。
決算書の科目が合わない
青色申告決算書は、一般用と農業所得用で、書式が異なります。おおむね同じなのですが、収入と経費の勘定科目の項目と並び順が違うのです。
今のところマネーフォワードクラウド確定申告では、農業所得用の印刷には対応していないようで、一般用の印刷フォーマットしか出力できません。農業所得用に合わせて決算科目を追加して仕分けしましたが、印刷しようとすると無理やり一般用に合わせてしまって、以下のようになってしまいます。
おしい。。。泣く泣く、印刷は諦めて所定のフォーマットの紙に手書きで記入しました。
申告書の収入、所得が「農業」の欄に印字できない
これも決算書と似た内容です。
収入や所得が「農業」欄に印字されず、「営業等」欄に印字されてしまいます。
申告書は、決算書と違って、農業もそれ以外もフォーマットは一緒なので、印字する欄をずらすだけでいいのに!と思いつつ、解決策は見つからず、こちらも最終的には泣く泣くて記入しました。
農業所得用青色申告にはまだ対応していない
申告者の設定を農業所得者にすれば解決するはず、と思って色々設定をいじってみましたが、解決には至りませんでした。申告者設定で「特別農業所得者」を選ぶチェックボックスはあるのに、これでは印刷フォーマットは変わりませんでした。
MFクラウド確定申告のサポートサイトを見ると、以下の記載を発見。
やっぱりまだ対応していないようです。この記載を発見して、あきらめがついて、手書きで頑張って書きました。
MFクラウド確定申告は、操作性もコスパも良く、凄腕の経理部長を、年間10,000円で雇ってるイメージです。
日々の会計処理の利便性が、決算書印刷のおしい点を凌駕しているので、これからも使い続けますが、それにしてもおしい。。。
農業事業者のMFクラウドの利用がもっと増えれば、早期アップデイトにつながるかもしれません。農家の皆さん、どんどん使って、改善要求の声を届けましょう!