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食の安全に関する制度 -農業生産工程管理 GAP-

GAP, Good Agricultual Practice の略です。最近よくこの三文字を聞くようになりました。

参考文献:最新版 図解 知識ゼロからの現代農業入門

農業生産工程管理 GAP, Good Agricultual Practice

GAPは、衛生管理のためのGHP(衛生規範)の一つです。農業生産に関するものをGAP(農業生産工程管理)、食品製造に関するものをGMP(製造品質管理)といいます。国際基準となるグローバルGAP、アジア共通の規格のASIAGAP、日本国内でもっとも重要なJGAPがあります。

最新版 図解 知識ゼロからの現代農業入門 より引用

農産物の生産段階でも、どのような農薬や肥料をいつ、どの程度使用して生産したかなど、栽培履歴(生産履歴)を管理することで、安全性に対する信頼度を向上させようという動きが広がっています。そのひとつがGAP(農業生産工程管理)です。これは、収穫後の衛生管理も含めて、農作業の点検項目を生産者自身で決め、点検内容を記録して、農産物の安全性や環境保全、経営改善などに生かす方法です。農林水産省によると、国内規格のJGAPや、グローバルGAP、ASIAGAPを導入する経営体は年々増加し、2019年3月時点で、農産物と畜産物を合わせて、全国で延べ4886経営体となっています。

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