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日射量と適正収量 Solar radiation and adequate yield

ブドウはたくさんならせたい。しかし、ならせすぎると品質が落ちる。適正収量に関する考え方の参考になる文献です。

参考文献:新版 ブドウの作業便利帳

作型別の着果量は成熟期の日射量で判断

糖(物質)の生産量は日射量に比例するので、成熟期の日射量によって着果量をかえなければならない。山陰地方の作型別着果比率を下に示した。これらの値は、地域の気象でちがうため、それぞれの地方で修正する。たとえば、6月上・中旬より6月下旬ー7月下旬の比率が低くなっているのは、梅雨期にはいり日射量が減少するためである。
なお、年内から加温を開始する超早期加温栽培でも、炭酸ガス施用すると、露地栽培に近い収量をあげることができる。

新版 ブドウの作業便利帳 より引用

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