北信濃の冬はとてつもなく寒いです。そんな極寒の中での農作業で、重要になるギアがアウターです。
寒さから実を守るのはもちろん、農作業のモチベーションをキープするためにも、お気に入りのアウターで仕事に出るのはとても重要です。
私がPatagoniaが好きな理由
私はPatagoniaが好きです。それにはいくつかの理由がありまして。
一つ目が、厳しい製品テスト。素材単体はもちろん、新製品がカタログに載る前には厳しいテストが実施され、そのテストをクリアしたものしかデビューしません。開発者が自らが過酷な環境で実際に製品を使用してテストを行います。このテストがあるから、”パタゴニア使っときゃ大丈夫” という安心感が自然と生まれるのです。
二つ目が企業理念。それは、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というもの。
2025年までに全てリサイクル素材にする、自然環境の保護/回復のために売上の1%を利用する、ブラックフライデーに「本当に必要なのか考えてから」と消費を抑えることを促す、などなど、Patagoniaがやっていることはこの目標が建前だけじゃなくてマジなのが伝わってくる。
地球に限りなく近いところでの仕事を生業としている農家である私も、応援したくなるし
Patagonia Powder Town Jacket
そんな私の好きなPatagonia。今年の冬の農作業用に、Patagonia Powder Town Jacketを購入しました。
長野の冬は厳しい寒さです。
冬の剪定、施設の管理、肥料まき、などなど、そんな機微いしい寒さの中でもブドウ農家の活動は多いです。しっかり寒さから体を守ってくれる、ハードに使えるアウトドアジャケットが欲しいと思っていて、決めたのがこのパウダータウンです。
元々はスキー、スノーボード用のジャケットです。ICチケットを入れる袖ポケットや、ゴーグルを入れる胸ポケットを完備。
農作業ようにも、ちょっとした小物を入れるのに便利です。
素材はPatagoniaオリジナルのH2NO。防水性・撥水性・透湿性に優れる素材で、GORETEXと類似の機能ですが価格はそれよりも若干抑えめなのもありがたい。過度に汚れたら通常の洗濯物と同様に家庭で洗濯できるのも、ハードユースの農家にとってはありがたい点です。
色は多色ラインナップあり、またインサレーテッド(綿入り)と綿なしがありますが、私はあまりゴワゴワするのが好きではないので綿なしを購入。綿なしでも、インナーを着ればしっかり防寒できます。また信頼のPatagonia、耐久性は言わずもがなバッチリです。
そして何より、お気に入りのジャケットを着て作業をするのは、モチベーションとテンションが上がります。
お気に入りのジャケットを羽織って、今年の冬の農作業もはかどりそう。このジャケットとは長い付き合いになりそうです。