健康のためには腹八分目、わかってはいますが、ついつい食べ過ぎてしまいます。
日本の中年男性の私だけでなく、世界各国の現状も、カロリーの過剰摂取状態にあるそうです。もったいないと思いつつ、少し安心します。
参考文献:マッキンゼーが読み解く食と農の未来
先進国だけでなく一部の新興国もカロリー過剰摂取をしている。
食肉生活の先進国である欧米を中心に、健康志向への意識が広がって食肉離れが進んでいます。一方で中国などアジア圏の国々では、野菜中心の食生活から肉の消費量が増すなど、いずれも食生活に変化が見られるようになりました。
国の経済力が上がって国民の所得が増えるにつれて食習慣にも変化が起きて肉食が強まる、という傾向は歴史的にも見られたもので、中国をはじめとしたアジアの国々に見られる最近の変化はまさにこうした経済的要因によると言えます。
その結果、欧米などの先進国はもちろん一部の先進国の国民も、平均推奨値を大きく超えたカロリー過剰摂取状態にあるという現状を生み出しています。
ブドウは食べなくても生きていける、でも贅沢って大事だと思う
下表は、横軸がカロリーとその中に占めるタンパク質、脂質、炭水化物の割合で、縦軸には主要な国々が並んでいます。「平均推奨摂取カロリー」のラインを見ると、」2300kカロリーで多くの国がこのラインをオーバーしています。つまり、カロリーを過剰摂取している状態です。
カロリーを過剰摂取していることは、自分の生活でも認識しています。食べ過ぎだと思うし、食べ物を残すことも正直あります。
もちろん、世界にも日本にも、食べたくても食べることができない方々がたくさんいることも認識していますし、食べ物への無駄な浪費は良くないと思います。
私の作っている「ブドウ」。上記の表だと、炭水化物に分類されるのだと思います。過剰なカロリー摂取の状況下で、ぶっちゃけ食べなくても生活していくことは可能だと思います。
しかし、全ての贅沢がダメだということはないと思います。時には、美味しい果物を食べて元気出したい、たまには子供のおやつにスナックじゃなくて果物をを、大切な友人に喜んで欲しくて手土産に持ってゆく。生活を円滑に回すために、可処分所得のうちで贅沢をすることは必要です。
そんな時、そうだあのブドウ美味しかったからまた買ってみよう、と思ってもらえて、美味しくて残さずぺろっと食べちゃうような、そんなブドウづくりをしたいと思っています。
秋の美味しい果物。日本のフルーツ偏差値は高い。Enjoy the fruits of Japan!