[農業情報マッチョになりたい] ブドウ農家のブログです

スプレーオイルでリンゴの病害虫防除 Spray oil to control apple pests

ブドウの農薬散布に先駆けて、リンゴの薬剤散布が一足先に開始です。

リンゴの散布はスプレーオイルから

初回の散布は、スプレーオイルです。
オイル?と思うかもしれませんが、まさにオイルです。マシン油というオイルを水で希釈してリンゴの樹や枝に満遍なく散布してあげます。オイルで樹全体をコーティングしてあげるイメージです。
対象となる害虫は、ハダニ類とカイガラムシ類です。これらのムシは越冬するのですが、油まみれになると呼吸できなくて窒息して駆除されるとのこと。聞いてみるとなるほど、と思いますが、最初にオイル撒いてみようって考えた人すごいと思います。

発芽直前に散布すべし

農薬散布はタイミングが命です。スプレーオイルは発芽直前に散布します。葉が出てからですと、気孔がオイルで塞がって呼吸ができなくなって枯れてしまいます。ムシも窒息しますが葉っぱも窒息してしまうのですね。
ちょうどツボミが大きくなてきて、まだワタで包まれている今がベストタイミングです。

手散布で丁寧に散布

我が家のリンゴは量が少ないので、SSについている手散布ノズルを使います。たっぷりと、まんべんなく、樹全体をオイルでコーティングしてあげます。越冬したムシたちは、目には見えませんが、これで活動停止、のはずです。

この後、りんごに続いて、ブドウの農薬散布も始まります。
父親に、ブドウはいつのタイミングから?と聞くと、「みんながやり始めてから」とのことでした。。。ちょっとズルい感じもしますが、合理的かもしれません。

スピードスプレーヤ 共立 KYORITZ

ブドウ農家のリンゴ剪定 Pruning of apple trees by a grape farmer

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