農薬散布シーズンが本格的に始まって、早朝にはあちこちでSSが稼働していて賑やかになってきました。
我が家は家から少し離れた場所にもいくつか圃場があります。リスク分散のメリットはありますが、拠点と距離があるので手入れが大変です。
そんな遠隔地圃場の農薬散布にはSSを持ってゆけないので、動噴(動力噴霧器)を使って手散布を行います。
動噴手散布の4点セット
動噴手散布に持ってゆくアイテムは以下の4つです。
- エンジン式動噴
- 延長ホース
- タンク
- 灌注竿(ノズル)
忘れ物をするとせっかく遠くまで行ったのに仕事ができません。特に忘れやすいのが灌注竿。はりきって畑に行って、あ〜竿忘れた〜、とういことが何回かあります。
春の害虫防除
今散布しているのは、ラビキラーという殺虫剤です。
対象は、ブドウトラカミキリムシとブドウスカシバ。どちらも樹の中に棲みつく害虫です。コツコツと防除して、発生を抑え続けることが大切ですので、毎年欠かさず散布をしています。
発芽前のこの時期は、新芽や新葉などデリケートで柔らかい組織がまだ出ていないので、濃いめの濃度で散布できて高い効果が期待できます。
手散布後は温泉へ
手散布はかなりの重労働で汗をたくさんかきますし、農薬もたくさん浴びます。樹も虫除けコーティングされますが、私も一緒にコーティングされちゃいます。ヒトへの安全性がしっかり検証されてる薬剤とはいえ、早く洗い流さなければ。北信濃は温泉が豊富なので手散布後は日帰り温泉へ行くのがお決まりのコースです。
最近のお気に入りは、山ノ内町の楓の湯。湯田中駅直結の日帰り温泉で、お手頃価格で入れるし、湯温が高くて、熱め好きの私はお気に入りです。近くにお立ち寄りの際はぜひ。足湯もありますよ。