ブドウの出荷がひと段落したので、今日は薪割りをしました。
ブドウの木を薪にして、キャンプでの焚き火に使って楽しもうと思います。
役目を終えたシャインマスカットの木
ブドウ農家では木材が定期的にでます。枯れてしまったり、品種入れ替えのために伐採した木材たちです。
通常は圃場でそのまま燃やして処分していますが、なんだかもったいない。
最近は短梢剪定で枝をまっすぐに誘引しているので、薪にちょうど良さそう。キャンプの焚き火用の薪に使って、役目を終えたブドウの木をお焚き上げして労おうと思います。今年もシャインマスカットの木を数本伐採したので、それを使おうと思います。
チェーンソーで玉切り
程よい太さの枝はそのまま使えそうなので長さを揃えて切ります。太い主幹は薪割りするために玉切りします。小型のチェーンソーが役に立ちます。今回伐採したシャインマスカットの木は樹齢7年。逞しい成木に育っていましたが、残念ながら今年枯れてしまいました。
太い幹はチェーンソーで玉切り 玉切り完了
油圧薪割り機で薪割り
玉切りした太い幹は薪割りします。
斧を振り落とす薪割りにも憧れますが、今回は油圧薪割り機を使います。プレスのストロークが大きいレバーと小さいレバーを使ってバリっと割ります。割れる瞬間はなんとも気持ちいいものです。

動力付きの薪割り機が欲しくなりますが、うちは薪ストーブやっていませんで割る量も少ないので、手動のもので薪割りを楽しみました。
セットして 割れる瞬間が気持ちい
ブドウの木は繊維がねじれているので、なかなかズバッと割れてくれません。ですが割れた断面を見ると、さすが広葉樹、密度も高くいい薪になりそうです。この幹で養分を吸い上げてブドウに運んでくれていたのですね。
シャインマスカットの断面。密度の高い木です。
ついでに間伐したリンゴ(フジ)の木も薪割り。こちらは繊維がまっすぐなのでキレイに割れてくれます。さすが薪として人気のあるリンゴ、繊維が詰まっていて、火持ちのいい良い薪になりそうです。
リンゴはブドウより割りやすい リンゴの断面。いい薪になりそうです。
乾燥させて待つべし
割った薪は積んで乾燥させます。使えるのは来年になりますが、いい感じの含水率になるのを楽しみに待とうと思います。
薪割りしてみたら思いのほか楽しかったので、時間ある時に薪棚も作ってみようと思いました。

シャインマスカットの木で焚き火
今回、薪の長さは36cmにしました。焚き火台にしっくり乗るサイズで、半分に切るとソロストーブキャンプファイヤにちょうど収まる長さになります。
ちょっと燃やしてみましたが、樹皮が焚きつけがわりになって丁度いいですし、いい感じに”爆ぜ”もあって楽しめそうです。シャインマスカットの香りは、、、残念ながらしません。
長さ36cm 半分に切ると

シャインマスカットの木で、いつもとちょっと違う焚き火、キャンプに持ってゆくのが楽しみです。
それでは!