[農業情報マッチョになりたい] ブドウ農家のブログです

ブドウ農家と新型コロナ Grape Farmar and COVID19

2022年の夏、日本では新型コロナ第7波が到来。私も、感染には注意をはらっていましたが、陽性になりました。

畑が気になる自宅療養

症状は、高熱と喉の痛み。保健所の指導のもと、自宅療養となりました。コロナと言ってもカゼと同じでしょ、と思っていましたが非常にしんどいものでした。ナメてました。すみません。
2,3日自宅で寝ていると、大事に至らず病状回復し、一安心だったのですが、安心できないのがブドウの状況です。
摘粒作業がまだ終わっていない繁忙期に感染だったので、ブドウの状況が心配で心配でしょうがありません。気になるけど畑に出れない。。。ある意味、症状よりも辛い状況でした。

私がダウンしている間にも、ブドウの成長はしっかり進んでくれています

緊急事態の対応策を考える

幸いにも、私の場合、父母に助けられました。父母とは別居なので濃厚接触なしで、父母が畑に出て摘粒作業を進めてくれました。両親に感謝すると共に、もし両親のバックアップがなかったら、、と思うとゾッとします。
今回のコロナ感染で、個人事業主、しかも農家の危うさを思い知りました。
会社組織と違って、バックアップ体制が薄く、作業の停滞が全て自分に降りかかる個人農家。新型コロナは10日ほどの療養で済みましたが、ケガや大病だったら農業活動への被害は甚大です。
金銭的なダメージは当然、大事に育てた作物が出荷できないということは耐え難い苦痛です。
具体的にどのような対策をとってゆけばよいか、今はまだ答えはありませんが、これを機に、農家の緊急事態対策をもっと真剣に考えなければ、と思わされました。

最後に、感染者が爆発的に増える中、丁寧に対応してくださった保健所の方々はじめ医療機関の皆さん、大変ありがとうございました。そして、農作業のバックアップをしてくれた両親にもう一度感謝。

農業と分散投資 Farming and Diversified Investment.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です